ブラックジャックは、オンラインカジノでも人気の高いトランプゲームです。
日本にはカジノがないため馴染みがないという方も多いかもしれませんが、実はルールがシンプルで、遊び方も簡単に覚えられるゲームなんです。
本記事では、ブラックジャックの基本ルールからトランプの数え方、実践的なやり方まで、初心者の方でも分かるように徹底解説していきます。
ブラックジャックの基本ルール
まずは、ブラックジャックの基本ルールを見ていきましょう。
ブラックジャックの勝利条件
ブラックジャックは、ディーラーとプレイヤーが手持ちのカードの合計値を競うゲームです。
目指すのは、以下の2つですね。
- カードの合計を21に近づける
- ディーラーの手持ち以上の数字を出す
ただし、合計が21を超えてしまうとバーストとなり、その時点で負けになってしまいます。
この「21を超えないようにしながら、できるだけ21に近づける」というシンプルなルールが、ブラックジャックの面白さを生んでいるということです。
使用するカード(トランプ)について
ブラックジャックでは、一般的な52枚のトランプを使用します。
オンラインカジノの場合は、6〜8デッキ(312〜416枚)を使うことが多いですね。
トランプの数え方は以下のようになります。
- エース(A):1または11として扱える
- 2〜10のカード:カードの数字のまま数える
- 絵札(J,Q,K):すべて10として扱う
ブラックジャックのゲームの流れ
基本ルールを知ったところで、ゲームの流れを見ていきましょう。
流れを理解することは、かなり大事なのでぜひ覚えておきましょう。
ベット(賭け金を決める)
ブラックジャックのゲームの流れは、まずベットから始まります。
オンラインカジノのブラックジャックでは、テーブルによって最低ベット額が異なりますが、1ドルや5ドルから始められるテーブルも多いです。
初心者の方は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- なるべく低額テーブルから始める
- 1回のベットは軍資金の1〜2%程度に抑える
- 負けても問題ない金額でプレイする
トランプを配る
ベットが終わると、ディーラーが以下のようにカードを配ります。
- プレイヤーに2枚(表向き)
- ディーラー自身に2枚(1枚は表向き、1枚は裏向き)
この時点で、最初の2枚のカードで21になった場合(エース+10点のカード)を「ナチュラルブラックジャック」と呼び、配当が2.5倍となります。
プレイヤーのアクション
プレイヤーは、自分の手札を見て以下のアクションから選択します。
ブラックジャックの遊び方をマスターするには、それぞれのアクションの特徴とやり方を覚えることが大切ですね。
ヒット(Hit)とは
ヒットは、追加でカードを1枚引くアクションです。
- 何回でも可能
- バーストしない限り続けられる
- 手札が16以下の場合によく使う
例えば、最初の手札が「7」と「4」で合計11の場合、積極的にヒットをしていくのが基本的なやり方となります。
スタンド(Stand)とは
これ以上カードを引かずに勝負するアクションです。
- 手札が17以上の場合によく使う
- バーストを避けたい時に選択
- ディーラーの表向きカードを見て判断
例えば、手札が「10」と「8」で合計18の場合、スタンドを選択するのが賢明なやり方です。
ダブルダウン(Double Down)とは
賭け金を2倍にして1枚だけカードを引くアクションです。
- チャンスの時だけ使用
- 最初の2枚の時のみ可能
- 手札が9,10,11の時に効果的
オンラインカジノのブラックジャックでは、このダブルダウンを上手く使うことで、大きく稼げる可能性が広がります。
スプリット(Split)とは
スプリットは、最初の2枚のカードが同じ数字の場合にできる特殊なアクションです。
- 同額のベットが必要
- 手札を2つに分けてプレイ
- それぞれの手札でヒットが可能
例えば、「8」と「8」の場合は、必ずスプリットするのが基本的なやり方です。
ただし、「4」と「4」や「5」と「5」の場合は、スプリットよりもヒットを選択した方が有利なケースが多いですね。
サレンダー(Surrender)とは
サレンダーは、手札を降りて賭け金の半分を戻してもらうアクションです。
- 最初の2枚の時のみ可能
- 賭け金の50%が戻ってくる
- オンラインカジノによっては未対応
手札が16で、ディーラーの表向きカードが9,10,Aの場合など、著しく不利な状況で使うことが多いですね。
インシュランス(Insurance)とは
インシュランスは、ディーラーの表向きカードがエースの時にできる保険的なベットです。
- 元のベット額の半分までベット可能
- ディーラーのブラックジャックに対する保険
- 配当は2:1
ただし、オンラインカジノでブラックジャックを楽しむ場合、このインシュランスはあまりおすすめできません。
長期的に見ると、プレイヤーに不利な賭け方となるからです。
ディーラーのアクション
ディーラーのアクションは、プレイヤーよりもシンプルです。
ブラックジャックのルールでは、ディーラーのアクションは完全に決められているからです。
「17以上になるまでヒット」のルール
ディーラーは、以下のルールに従ってカードを引きます。
- 手札が16以下の場合は必ずヒット
- 17以上になるまでヒットし続ける
- プレイヤーの手札は関係なく機械的に判断
このルールは、オンラインカジノのブラックジャックでも同じです。
ディーラーには選択の余地がなく、常にルール通りにプレイするということですね。
「17以上になったらスタンド」のルール
ただし、17の扱い方には2種類あります。
- エースを1として数えた17
- 必ずスタンド
- エースを11として数えた17
- カジノによってルールが異なる
- S17(ソフト17でスタンド)
- H17(ソフト17でヒット)
オンラインカジノを選ぶ際は、このS17とH17のルールの違いをチェックしておくことをおすすめします。
S17の方がプレイヤーに有利なルールとなっているからです。
ブラックジャックのカードの数え方
冒頭の方でも軽く説明しましたが、再度ブラックジャックの数え方について詳しく説明していきます。
絵札(J,Q,K)の数え方
ブラックジャックのトランプでは、絵札は全て10としてカウントします。
- ジャック(J):10
- クイーン(Q):10
- キング(K):10
つまり、10のカードは「10」「J」「Q」「K」の4種類が存在するということです。
それだけ10のカードが多いので、バーストには特に注意が必要ですね。
エースの数え方
エースは、ブラックジャックの中で最も特殊なカードです。
- 1または11として扱える
- 状況に応じて有利な方を選択可能
- 自動的に最適な数値に変換される
- エース+8の場合:19点(エースを11として計算)
- エース+8+5の場合:14点(エースを1として計算)
このエースの柔軟性を理解することが、ブラックジャックの遊び方をマスターする上で重要なポイントとなります。
その他のカードの数え方
2〜10のカードは、表示されている数字がそのまま点数となります。
オンラインカジノでブラックジャックを楽しむ際は、この点数計算を瞬時にできるようになることが大切です。
慣れるまでは、少し時間がかかるかもしれませんが、練習を重ねることで自然と身についてきますよ。
ブラックジャックの特殊ルールについて
ブラックジャックには、少し特殊なアクションやルールが存在するので、紹介していきます。
初心者の方は、最初の方はあまり意識せずプレイして大丈夫です。
ダブルダウンの使い方
ダブルダウンは、勝率の高い場面で賭け金を増やせる重要なアクションです。
以下のような状況で使うのが基本的なやり方です。
- 自分の手札が11の時:最も理想的な状況
- 自分の手札が10で、ディーラーが9以下の時
- 自分の手札が9で、ディーラーが3〜6の時
オンラインカジノによっては、任意の2枚でダブルダウンできるルールもありますが、むやみに使うのは危険ですね。
スプリットのタイミング
スプリットは、状況によって積極的に行うべきペアと、避けるべきペアがあります。
- A,A:それぞれブラックジャックを狙える
- 8,8:16は最悪の手なのでスプリットが正解
- 5,5:10の方が有利な手になれる
- 10,10:20点は十分強い手
インシュランスについて
インシュランスは、実はプレイヤーにとってかなり不利なベットです。
- ディーラーがブラックジャックになる確率は約30%
- 長期的に見ると損失が大きい
- カードカウンティングをしない限り採用すべきでない
サレンダーを活用する場面
サレンダーは、不利な状況で損失を最小限に抑えるための重要なオプションです。
以下のような場合に使うのが基本的なやり方です。
- 手札が16で、ディーラーが9,10,Aの時
- 手札が15で、ディーラーが10の時
- 手札が17で、ディーラーがAの時(一部のルールのみ)
オンラインカジノのブラックジャックでは、このサレンダーが使えないテーブルも多いので、事前に確認しておくことをおすすめします。
ブラックジャックの勝敗と配当について
ブラックジャックの配当は基本的に2倍ですが、状況によって2倍以上になることもあります。
配当について詳しく解説していきます。
ブラックジャックで勝つ場合の配当
最も美味しい配当は、ナチュラルブラックジャックを引いた時です。
- 最初の2枚で21になること
- 通常は2.5倍の配当
- ディーラーもブラックジャックの場合は引き分け
通常の勝利時の配当
ナチュラルブラックジャック以外の勝利パターンは以下の通りです。
- プレイヤーの点数がディーラーより高い
- ディーラーがバースト
- 配当は2倍(1:1)
引き分けの場合の扱い
引き分け(プッシュ)の場合は以下のようになります。
- 賭け金が返還される
- 勝敗なしとして扱われる
- 次のゲームに持ち越せる
ブラックジャックのサイドベットとは
最近のオンラインカジノでは、通常のブラックジャックに加えて、様々なサイドベットが用意されています。
配当率は高いものの、勝率は低めということを覚えておきましょう。
パーフェクトペア
最初に配られる2枚のカードでペアができるかを予想する賭け方です。
- ミックスペア(異なるマーク):5:1
- カラーペア(同じ色):12:1
- パーフェクトペア(完全一致):25:1
遊び方はシンプルですが、当たる確率はかなり低いので、娯楽程度に考えておくのがいいでしょう。
21+3
プレイヤーの2枚とディーラーの表向きカードの3枚で、ポーカーの役を作る賭け方です。
- フラッシュ:5:1
- ストレート:10:1
- スリーオブアカインド:25:1
- ストレートフラッシュ:40:1
- トリプル7:100:1
トランプの組み合わせを予想する必要があるため、ポーカーの知識があると楽しみやすいですね。
ホット3とは
プレイヤーの2枚とディーラーの表向きカードの合計値で勝負する賭け方です。
- 合計19〜20:2:1
- 合計21(異なるマーク):10:1
- 合計21(同じマーク):20:1
- 7-7-7:100:1
こちらも純粋なブラックジャックのルールとは異なる遊び方なので、メインの賭けに影響が出ない程度に楽しむのがおすすめです。
ホット3に関しては、賭けられるテーブルの方が少ないので、賭けたいという方は前もって対応しているかチェックするようにしましょう。
ブラックジャックのよくある質問
ここからは、ブラックジャックのよくある質問に回答していきます。
初心者におすすめの立ち回りは?
初めてオンラインカジノでブラックジャックを楽しむ方は、
- ベーシックストラテジーに従いアクションを行う
- 資金管理を徹底する
- インシュランスには賭けない
この3点は最低限守るようにしましょう。
ディーラーのアクションのルールは?
ディーラーのアクションは、決まったルールに従うだけです。
- 16以下:必ずヒット
- ハード17以上:必ずスタンド
- ソフト17:カジノのルールによる
サイドベットは有利なの?
サイドベットは基本的にカジノ側が有利な賭け方です。
要するにプレイヤー側には不利な賭け方ということですね。
- 配当率は高いが的中率が極めて低い
- 長期的に見ると損失が大きくなりやすい
- 純粋なエンタメとして楽しむのがおすすめ
オンラインカジノでブラックジャックを楽しむなら、まずは基本的な遊び方をマスターすることに集中しましょう。
ブラックジャックのルール解説 まとめ
ここまで、ブラックジャックの遊び方やルール、様々なやり方について解説してきました。
最後に重要なポイントをまとめておきましょう。
- 基本を押さえる
-
- カードの数え方を完全に理解する
- ディーラーのルールを把握する
- 基本的な戦略に従ってプレイする
- 資金管理を徹底する
-
- 1回の賭け金は適切な額に抑える
- 負け限度を決めて守る
- 勝ったら早めに引く
- 特殊なルールを活用する
-
- ダブルダウンのタイミングを覚える
- スプリットを適切に使う
- サレンダーも選択肢として持っておく
- オンラインカジノ選びのコツ
-
- 信頼できるカジノを選ぶ
- ルールを事前に確認する
- ボーナスなどのプロモーションを活用する
ブラックジャックは、シンプルなルールながら奥が深いゲームです。 こ
の記事で解説した内容を参考に、ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてください。
それでは。